居住中にて販売する場合～前準備～

１．部屋をよりよく見せるテクニック

廊下の突き当たりに鏡を置くと、奥行きが広がって見える。

広い壁に額縁を1・2点飾ったほうが、広さが際立つ。

何よりも物を置かないのが、広く見えるコツ。

暗い印象になりがちな玄関には、白い花を置くと明るい印象になる。

窓のない浴室、洗面所には観葉植物を置くことで、息苦しさがなくなる。

窓よりも大きめのカーテンを掛けると、お洒落な部屋の印象になる。

そんな工夫を1つでも多くする事で印象が良くなってきます。

２.最初に捨てる

家を売却するならどこかで荷物の整理をしなければなりません。

その整理を先にするのです。

その際、「捨てるものが多ければ多いほど、家がきれいになり、買い手がつきやすい」ことを肝に銘じ、迷ったら捨てる、いつか使うかも知れないと思ったら捨てる、とにかく捨てる事を前提に整理を行うことが大切です。

捨てるもの多ければ多いほど後の作業が楽になります。

まずは捨てることでわが家のドレスアップが始まるのです。

３.掃除は上と水廻りを徹底的に

キッチン、浴槽、洗面所、トイレこれらの水廻りの掃除を行うときは照明の電気を新しいものに変え、電球のカバーもきれいにしてから取りかかる。

照明を明るくすれば汚れがよく見えます。その汚れを徹底的に落とします。

居室では天井部分など上にある個所を重点的にきれいにします。

というのも人間は初めての場所で上を見てしまう習性があるからです。

見学に訪れた客は天井近くを見ます。

一方、慣れた場所にいる売り手は上を見ないから汚れに気が付かない。

この事態を避けるために天井は天井近くの壁は煤を払ったり
場所によっては中性洗剤を付けた雑巾で拭く必要があるのです。

４.マスタープランを練る

大掃除がおわったら、いよいよ部屋のスタイリングに入ります。

家中をどのように変えるかを、家族で話合い基本的にお金がかかることは避け、アイディアを出すようにします。

例えば家に飾る観葉植物は買うのではなく借りたり、カーテンがボロボロになっているときも新調するのではなく、レースのカーテンだけを洗濯機で洗い、厚手のカーテンは案内の時ははずします。

そのほうが部屋も明るくなるという効果もあります。

５.トランクルームを活用する

魅力的な住まい作りは物を置かないことが基本です。

だから不要な物は積極的に捨てるのですが、それでもまだ家の中が雑然としているはず。

そこで車のトランクルームや友人宅、実家などに荷物を一時的に撤去させ、家の中をすっきりさせるのです。

６.一足先に家具を買うのも手

家具も基本的に新調する必要はありませんが、新居に引越したら思い切って買ってしまおう、と考えている家具があれば、ちょっと早めに買ってしまうのも手です。

７.生成りの布と借りた緑を活用する

家具を新調する予定はないがソファやベッドがあまりにも惨めな状態というときは生成りのベッド用フラットシーツを買ってきて、丸ごとくるんでしまうという方法があります。

それと借りてきた観葉植物と組合わせば部屋の雰囲気を一変させることができます。

８.新品のスリッパを用意する。

見学者は玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて家の中に入ってきます。

そのとき薄汚れたスリッパを出したので見学者が引いてしまう場合もあります。

100円ショップのスリッパで十分ですので、スリッパぐらいは真新しいものをそろえたほうが無難です。

９. 10万円以内であればジェット企画にて立替えします

壊れている照明器具・アミ戸・サッシのクレセント錠・内部ドア等、住みながらすぐに取り替え可能なものは取り替えます。

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